

企業の中核的な役割を担う40歳以上のミドル・シニア層。
すでに仕事のスタイルやポリシーが確立し、変化することが難しい世代だからこそ、キャリア研修など普段とは違うアプローチを取り入れる必要があります。
実際に変化を促すには、「どんな社員を・どう変化させたいのか」を明確にすることが何より大切です。
目次目次
個人向けキャリアマネジメント研修で培ったノウハウ
個人向けキャリアマネジメント研修「知命塾」で培ったノウハウを活かし、ミドル・シニア層の社員一人ひとりに寄り添ったカスタマイズ研修を提供しています。これにより、主体的なキャリア形成と組織への貢献を促進します。
人材視点の研修で課題解決をサポート
育成の課題は企業ごとはもちろん、人材ごとにも異なります。研修を受講するミドル・シニア人材の視点に立ち、「今後、何ができるか」「活躍できる場はどこか」といった個々の課題解決もサポートします。
大手金融機関/シンクタンク/機器製造・化学・食品等メーカー/アパレル等多数
※機密保持契約上、企業名の公表は行っていないようです。
40代・50代からの変革を支援
ミドル年代向けの転職やキャリア形成を支援してきた社会人材コミュニケーションズでは、豊富な支援ノウハウを持つ講師陣が講義を担当。企業の課題はもちろん、人材一人ひとりの課題に真摯に向き合うことで、解決をサポートしてくれます。
社内だけでなく社外にも目を向け、主体性を持ってキャリアを積み、活躍できるプロ意識が身に着く研修を実施できます。
所在地 | 東京都港区新橋1-18-2 明宏ビル本館5F |
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電話番号 | 03-6435-9922 |
URL | https://gakusya.org/ |
営業時間 | 12:00~19:00(平日) |
被管理職社員に新たな選択肢を想起させる
プレイヤーや部下なし役職者として一定の活躍をしてきた社員が40・50代になると途端に停滞してしまうのは多くの企業が抱える課題です。
ミドル・シニア人材が今後活躍するためには、複数の将来像を持っていることが重要です。これまでの社会人としての経験や知識を棚卸して、「どう進んでも活躍できる」と意識させられるよう、誘導してくれます。
キャリアの振り返りと「今後」を考える手がかりの明確化
これまでの業務で培った自身の特色や強み、志向を認識させ、今後の働き方などの向性を検討するための意識を植え付けられます。
また、研修を受けた時期がキャリアについて考えたいタイミングではなくても、キャリアデザインの方法論を身に着けられます。
リクルートマネジメント
ソリューションズ
への
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(公式HP)
日本電子計算株式会社、テーブルマーク株式会社、ヤマモリ株式会社など
ミドル世代だけでなく、幅広い層へのアプローチが可能
リクルートの傘下にあるリクルートマネジメントソリューションズでは、ミドル人材のキャリア自律を促すとともに、人材をリードする管理職への研修も行っています。
新入社員から経営層まで、対象の人材を問わず、幅広く研修を実施しています。
所在地 | 東京都港区芝浦3-16-16 住友不動産田町ビル東館 4F |
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電話番号 | 0120-878-300 |
URL | https://www.recruit-ms.co.jp |
営業時間 | 8:30~18:00(祝祭日を除く) |
女性管理職の比率増加を強力サポート
未だにはびこる「女性だから昇進できない」という先入観を払拭すべく、根本からアプローチ。女性だけではなく、女性管理職を育てる側の男性管理職も研修対象として、意識の変化を生み出せる素地を作れます。
メンバーだけでなく現管理職女性のステップアップにも活用できる
役員クラスの上級管理職とリーダー・管理職候補者とを組み合わせて、女性社員の意識変革・不安解消を図れます。また、人事担当者が併行して研修を受けることで、制度の構築はもちろん、円滑な運用方法を取り込めます。
製造業(電気機器・機械)、大型市・区など
女性管理職率37.7%(※)のプライム上場企業
数多くの階層・役職に向けた研修メニューを提供しているインソース。
女性の活躍促進を目指す企業向けには、意識変革やサポート体制の構築を目的として、年単位での研修を提案しています。
※2024年3月時点
https://www.insource.co.jp/recruit/recruit_faq/question_saiyo-faq-83a.html
所在地 | 東京都荒川区西日暮里4-19-12インソース道灌山ビル |
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電話番号 | 03-5577-2273(営業統括室・営業本部・エキスパート営業部) |
URL | https://www.insource.co.jp/ |
営業時間 | 8:30~17:30(土・日・祝・年末年始を除く) |
社会人材コミュニケーションズでは、研修を受ける社員一人ひとりの視点から、それに合ったソリューションを提供しているのが特徴のキャリア研修を提供しています。また、企業の実情に応じて内容をカスタマイズできるのも、特徴となっています。
所在地 | 東京都港区新橋1丁目18番2号 明宏ビル本館5階 |
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電話番号 | 03-6435-9922 |
URL | https://gakusya.org/ |
営業時間 | 12:00~19:00(平日) |
「個人と組織が相乗的に価値を高め合っている社会の実現を目指す」をビジョンに掲げており、人材採用・人事開発・組織開発・制度構築という4つの事業領域で経営・人事課題の解決を支援しています。同年代でも職位によって異なる個々のキャリア像を考慮し、一律で導入するか区別して導入するか選択できます。
所在地 | 東京都港区芝浦3-16-16 住友不動産田町ビル東館 4F | 電話番号 | 0120-878-300 |
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URL | https://www.recruit-ms.co.jp |
営業時間 | 8:30~18:00(祝祭日を除く) |
座学4割、演習・ロールプレイング6割のプログラムで、自らキャリアを切り開く「行動変革型」の研修を行なっています。
所在地 | 東京都荒川区西日暮里4-19-12インソース道灌山ビル |
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電話番号 | 03-5577-2273(営業統括室・営業本部・エキスパート営業部) |
URL | https://www.insource.co.jp/index.html |
営業時間 | 8:30-17:30(土・日・祝・年末年始を除く) |
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社会人材コミュニケーションズの代表取締役で、経済産業省や中小企業庁でキャリア形成に関する研究会の委員も務める宮島氏。講座やセミナーの参加者はのべ4000名を超えています(2021年5月時点)。キャリア支援や研修に関して卓説した知識と手腕、実際の支援の中で生まれたリアルで豊富な実体験のノウハウを持つ宮島氏にミドルシニア向けの研修のポイントや意識すべきことなどを伺いました。
キャリア研修とは、従業員が自身のキャリアについて深く考え、将来の目標を明確にし、それを実現するための行動を促すための研修です。 この研修では、自己分析やキャリアプランニングの手法を用いて、自分の強みや興味、価値観を明確にします。
さらに、過去の経歴やこれまでに獲得したスキル・知識を振り返り、自分が将来どのようなキャリアを歩みたいのかを具体的に考えます。 キャリア研修は、従業員が現在の仕事をキャリアの観点から捉えなおし、自発的に成長する機会を提供するものです。
このようにして、従業員は自身のキャリアを設計し、充実した職業人生を送るための具体的な行動計画を立てることができます。 企業にとっても、従業員のモチベーション向上や定着率の向上につながる重要な施策となります。
現代においてキャリア研修が求められている背景には、急速な労働環境の変化と多様化が挙げられます。 まず、終身雇用の崩壊やAI技術の進展などにより、将来の労働市場は不確実性が増しています。 このようなVUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代では、従業員が自己のキャリアを主体的に設計する必要性が高まっています。 企業がキャリアを一方的に決めるのではなく、社員自身が新しい技術や業界の変化に対応できる柔軟性を持つことが重要です。
さらに、労働市場の変化もキャリア研修の必要性を後押ししています。 労働人口の減少に伴い、企業は社員のキャリア形成を支援し、エンゲージメントや働きがいを高めることで、優秀な人材を引き留める必要があります。 また、働き方が多様化し、仕事とプライベートの両立や副業を希望する社員が増えていることも、キャリア研修が求められる理由の一つです。 これにより、社員一人ひとりがどのような働き方を望んでいるのかを理解し、マネジメントすることが企業にとって重要となっています。
人生の折り返し地点に差し掛かるこの時期に、多くの人が仕事やキャリアに対する考え方・価値観の変化を経験することから「中年の危機」(ミッド・ライフ・クライシス)ともいわれています。 40代に見られる最も顕著な特徴が、「出世」に対する意識の変化です。
リクルートが実施したキャリア意識のアンケートによると、45~64歳で「キャリアについて考えていない」層は全体の半数以上にも及び、自分に自信がなかったり将来に不安を抱えている層まで含めると全体の83.1%にも達します。「働き続けたいという意思はありながら、自身のキャリアに対しては受け身な人が多い」というミドル・シニアの課題が見えてきます。
参照元:リクルート(https://www.recruit.co.jp/sustainability/iction/pdf/middlesenior2020_106_report.pdf)
・調査対象者::第 1 回調査の対象者(45~64 歳の男女 47,842 名)のうち、下記条件に合致した
4,124 名(5 歳ごとに区切った各年齢層 1,031 名を抽出)
・現在就業中である
・過去に正社員としてグループ規模 300 名以上の企業に 10 年以上の勤務経験がある
・今後も就業意欲がある
・今後のキャリアについて考えている、もしくは考えたいと思っている
・調査期間:2020 年 10 月 26 日(月)~10 月 27 日(火)
70歳までの就業確保が企業の努力義務となった今、ミドルシニア人材が本来のパフォーマンスを発揮できない状態では、組織の活性化は実現できません。そうならないためにも、ミドル・シニア世代の意識改革が必要となってくるのです。
40代以降の躍進を促すキャリア意識は、「社会貢献意識」「仕事を通じた成長実感」「仕事における自己効力感」。50代以降の行動に対しても、仕事を通じた専門性の向上など、一貫して仕事へのやりがいや仕事から得られる満足度がプラスの影響を与えているのです。
キャリア・カウンセリングを受講する機会がある人ほど、行動が促されていることが明らかになっています。一方、いずれのキャリア研修も受講していない人ほど、行動にマイナスの影響が出ています。ミドル・シニアへのキャリア支援は数多くありますが、まずは第一歩としてキャリア研修を行うことを強くお勧めいたします。
一般的には「働き盛り」とされる40代のミドル・シニア社員。培ったスキルやリーダーシップで企業を牽引していくべき存在ですが、ここ数年で40代の成長志向に変化が生じています。ここでは、そんな40代のミドル・シニア社員が抱えている課題と背景について解説します。
役職定年や定年退職やといった、節目を迎える50代のミドル・シニア社員。ここでは、企業組織内での高齢化がもたらす問題点や、ミドル・シニア層の活躍を促すキャリア自律、若手社員に与える影響といった、ミドル・シニア社員にまつわる課題をご紹介しています。
年齢を重ねた40~50代のミドル・シニア社員に対し、企業側もさまざまな課題を抱えています。ここでは、モチベーション・マネジメント・ポジション・処遇といった4つの問題点をクローズアップし、その原因や背景について解説します。
企業を構成する人員の中でも、多数を占めていることが多いミドル・シニア社員。そんなミドル・シニア社員にスポットライトを当て、活躍する場を提供することにはさまざまなメリットがあります。情報をチェックしておきましょう。
ミドル・シニア社員が持つ能力やスキルを存分に発揮してもらうためには、研修や環境整備など、企業側が何らかの施策を講じる必要があります。企業価値を高める効果も期待できるため、具体的な施策を参考にしてみてください。
定年延長や雇用継続の努力義務などを踏まえ、多くの企業が力を入れ始めているミドル・シニア向けのキャリア研修。ここでは、キャリア研修を行うことで期待できる効果についてご紹介していきます。
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研修を行ったら終わりではなく、ミドル・シニア社員が活躍できる職場環境を整備する必要があります。ここでは、キャリア研修後に企業側が行うべきこと、注意すべきことについて解説していますので、ぜひ参考にしてください。